オリコ(オリエントコーポレーション)に対する過払い金返還請求 : 宮城県仙台市の過払い金請求・債務整理(任意整理・自己破産・個人再生)について

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2008年07月18日

オリコ(オリエントコーポレーション)に対する過払い金返還請求

オリコ(株式会社オリエントコーポレーション)に対して過払い金返還請求を行う際の注意点は以下のとおりです。


<任意交渉の段階でもある程度の返還は可能>


オリコから完全な取引履歴が開示された場合、これを基に計算した過払い金を請求すれば、訴訟をしなくとも元金満額程度は返還されます。


<平成5年以前の取引については、入金履歴しか保管していない>


オリコは、平成5年以前の取引については、入金履歴しか保管していないと言い張ります。
なぜか貸付履歴を持っていないようです。

オリコが保管している入金履歴には、キャッシングのみならずショッピング分も含まれており、その内訳がはっきりと分かりません。
つまり、1万円の入金があったとして、そのうちいくらがキャッシング返済分で、いくらがショッピング返済分なのか分からないのです。

平成5年以前からキャッシング取引を続けている人はだいたい過払い状態になっておりますが、オリコの場合には、保管されている履歴が不完全なため、正確な金額が算定できません。


<入金履歴しか保管されていない場合の推定計算>


ニコスのように一定時期以前の取引が全く開示されなければ、残高無視計算を行うことで対処が可能ですが、オリコのように入金履歴のみが開示された場合にはどのように計算すれば良いのかが問題となります。

まず考えられるのが、入金履歴から貸付履歴を推定し、推定によって作成した取引を基に過払い金を計算する方法です。
的確な貸付の推定ができるのでしたら、この方法が最も現実的な過払い金額を算定できます。
しかし、通常の消費者はオリコの取引ルール(当時の利率、返済日、〆日等)を十分に把握していませんので、消費者側で貸付取引の推定を行うことはかなり大変な作業です。


<入金履歴のみを積み上げる計算>


もう一つ考えられるのが、たとえ入金だけであってもそのまま計算書に入力していく方法です。
イメージが湧きづらいかもしれませんが、入金だけの履歴をそのまま入力していくと最初から過払いになり、過払い金の額があっという間に数十万円に積み上がっていきます。

しかし、通常、入金に対応した貸付があるはずですので、入金だけが数年も続くということはあり得ません。
つまり、入金だけを積み上げて計算した過払い金は非常に大きな金額になりますが、現実にはあり得ない数字なのです。
そのため、仮に訴えたとしても、裁判所が簡単に認めることはありません。


<入金履歴のみの部分を無視する計算>


オリコから入金のみの履歴が送られてきた場合の対処として最も簡単な方法は、入金のみの記録しかない部分を無視してしまう方法です。
この方法を取れば、入金から貸付を推定するという面倒な作業は不要です。

しかし、言うまでもありませんが、回収できる過払い金の額は本来の過払い金の額(完全な取引履歴によって計算した過払い金の額)よりも低くなってしまいます。


どの方法も一長一短ですが、結局どの計算方法を採用してどう進めれば良いのか、という点はまた今度にて・・・


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posted by 司法書士高野和明 at 00:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 業者別の過払い金請求対応 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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